1. 始めに
こんにちは、morioka12 です。
本稿では、3/2に開かれた JAWS DAYS 2024について参加記として紹介します。
想定読者
- 学生
- JAWS-UG や技術コミュニティに関わる方
筆者のバックグラウンド
情報系の専門学生 (4年生)
JAWS との関わり
- 2022/05: Security-JAWS #25
- 登壇「AWS Lambdaにおけるセキュリティリスクと対策」
- 2022/10: JAWS DAYS 2022
- 登壇(CfP)「AWSサービスにおけるサーバーレス環境のセキュリティリスク」
- 2023/08: Security-JAWS #30
- 運営&作問(CTF)
- 2024/03: JAWS DAYS 2024
- 登壇「次世代への種を蒔こう 〜学生と社会人との交差点として、JAWS-UGができること〜」
今回の「JAWS DAYS 2024」の登壇は、実行委員の Special Thanks である吉江さんにお声を貰い、学生としてパネルディスカッションに登壇させていただきました。(ありがとうございました!)
AWS に関するブログ
2. JAWS DAYS 2024とは
https://jawsdays2024.jaws-ug.jp/about/event/
JAWS-UG(AWS User Group – Japan)は、日本全国に60以上の支部を持つ Amazon Web Services(以下AWS)のユーザーグループです。全国の各支部では、AWSに関する技術交流や人材交流が毎週のように行われ、AWSユーザーの技術力向上およびビジネスの拡大に寄与しています。
JAWS DAYSは主催JAWS-UG、後援アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社で行われるJAWS-UG最大のイベントです。全国のJAWS-UGメンバーが中心となってイベントの企画、準備を行い、最新技術からビジネス、ライフスタイルなどAWSに関わる幅広いテーマでセッションが予定されています。
AWS初心者から上級者までのエンジニア、経営者や人事、マーケティング、エンタープライズからスタートアップ、中小企業など職種や業態・会社規模を問わず、たくさんの方に参加いただけるイベントです。
また、JAWS DAYS 2024 では、学生向けに「スカラーシップ制度」を導入していました。
AWS DAYS 2024 では、スカラーシップ制度として【関東以外に在住の学生の方】を対象に、交通費と宿泊費を補助します。
JAWS-UG の支部
JAWS-UGの支部とは、AWSに興味のある人が地域やテーマごとに集まるグループ(趣味仲間)の構成単位で、関心のある人は誰でも参加、貢献をすることができます。
3. 「次世代への種を蒔こう 〜学生と社会人との交差点として、JAWS-UGができること〜」
https://jawsdays2024.jaws-ug.jp/sessions/timetable/C-6/
セッション概要
このセッションでは、「学生が参加しやすいコミュニティを実現するにはどうすればよいのか」をテーマとして、学生と社会人との本気トークを聞くことができるパネルディスカッションを行います。
パネラーとしてJAWS-UGでご活躍されている社会人の方と、JAWS-UGをはじめとした技術コミュニティに参加しておられる学生の方をお呼びし、テーマに沿ったお題をもとに、新世代への種を蒔くための知見を得られるトークを展開できればと思います。
学生の方だけではなく、技術コミュニティに参加されている方みなさまにとって参考になる議論になるかと思いますので、ぜひ聴きにきてください!
お題
- 技術コミュニティで何をしているか分かりやすくアピールするにはどうすれば?
- 技術コミュニティへの参加障壁を低く見せるにはどうすれば?
- 女子学生が参加するにはどうすれば?
簡単なまとめ
個人的に、お題について簡単にまとめてみると、以下のような点があげられます。
技術イベントに参加した際の学生視点での良い点やメリットのようなことを明確にする (以下例)
- 現役のエンジニアの話が聞ける、交流することができる
- 就活や後の転職に役立つ情報が得れるかも
- インターンシップの話やお誘いが聞けるかも
- トレンドの技術や話題の技術に関する話が聞ける
- 学習のアドバイスを聞くことができたり、フィードバックを貰えたりする
- 学習に対するモチベーションアップに繋がるかも
- 学生にとって、学外での課外活動の一環になる
- 現役のエンジニアの話が聞ける、交流することができる
参加者情報を開示する
- どのくらい学生や女子学生が参加しているかを可視化する
- どういう人が参加しているかをアンケート結果やインタビューを通して開示する
- 出身校を開示することで、そこの学生が OB/OG が参加していることを知ることができる
- 様々なロールモデルが知れると、似た学生などが参加しやすくなる
- 会場で「学生」とわかる目印を名札に付けたりする
- 数少ない学生同士が認識でき、学生同士の出会いや交流がしやすくなるかも
「入門者向けのコンテンツ」のように「学生向けのコンテンツ」のような企画を導入して、初めのきっかけとして参加しやすい形式を取り入れてみる
その他、些細な点
- イベント参加の応募フォーム欄に関して、「所属企業」だけでなく「所属企業/所属学校」のような記載の形式をする
- 学生に対する金銭コストの配慮
- AWS に関する学習には、クレジットカードなしで無料で使える AWS Educate の活用がおすすめ
- イベントの参加記録をブログや SNS で公開することで、知ってもらえる機会を増やす
- 運営側視点も参加者側視点も
- イベント時に会場の雰囲気もわかるように、写真を入れたりする
#jawsdays2024_c #jawsdays2024 #jawsug
— JAWS-UG (@jawsdays) March 2, 2024
C-6 次世代への種を蒔こう
〜学生と社会人との交差点として、JAWS-UGができること〜
「学生が参加しやすいコミュニティを実現するにはどうすればよいのか」をテーマとして、学生と社会人との本気トークを聞くことができるパネルディスカッション! pic.twitter.com/l5eXaNmtG5
若者たちのセッション、とバイオレットヘアの @TAKA_0411 w#jawsug2024 #jawsug2024_c pic.twitter.com/uAQHbKxFcf
— KOYAMA Tetsuji (こいほげ) (@koyhoge) March 2, 2024
ちなみに当日の僕は、JAWS DAYS 2024 の登壇者用の T シャツに、Security-JAWS のパーカーを着てました。
4. 終わりに
本稿では、JAWS DAYS 2024について参加記として紹介しました。
個人的には、スポンサーの企業ブースにプレーリーカードを用いたスタンプラリーを導入していた点が、とても良い取り組みだったと特に感じました。
学生の方は、ぜひ積極的に少しでも興味を持った技術イベントや技術コミュニティに参加してみてください。 (良いことあると思います)
ここまでお読みいただきありがとうございました。